2008年01月15日

2008年01月15日

箱根旅行3 「 強羅花壇 」 夕食編

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だいぶ 報告が遅くなってしまい 今頃 紅葉の写真はおかしいのですが
昨年の12月に行った 箱根の 「 強羅花壇 」 の 夕食編です。

強羅花壇 夜の紅葉


エレベーターの中は真っ赤です!夜の柱廊下夜の談話室







基本的に 強羅花壇は お部屋食ですが 私達は 人数が多いので
個室食になりました。

エレベーターホールは 素敵な壷が飾ってあり 高級感に溢れていますが
エレベーターの内部は 真っ赤でビックリ!
これも設計者の 遊び心というものなのでしょうか?

上階の柱廊下を通って そこから行く下の階に 個室はあります。
お隣は 会社員の社内旅行のようで にぎやかな宴会中でした。

こんな豪華な場所での 社内旅行なんて 一体どんな会社なんでしょう。
IT系でしょうか? 法律事務所でしょうか?
何度かすれ違った感じでは 皆さん お若い会社員のようでした。

とにかく 自腹じゃないって言うのが うらやましいですよね〜
( …かどうかは はっきり知りませんが たぶん、ということで、 )
自腹じゃないって言うのが 基本ですかね〜、こういうところは…



さて 自腹の私達用の 余裕で10人は座れそうな坪庭付きの個室です。

夜のお庭を見ながら…夕食のお部屋に行きます


テーブルセッティングお品書き越前ガニの和え物+一献!







事前に嫌いな物の有無を 予約の確認の時に 電話で訪ねられたので
焼き物の内容を伺ったら お魚ということだったので 焼き物3名分
お肉に変更していただきました。
( 当日も お部屋係りの方から聞かれましたが… 納豆事件です )

八寸 いろいろ


食前酒には 梅酒が出て まるで三々九度のように いただきました。

目にも鮮やかな 八寸の数々 私は写真に撮るのが忙しくて
お味は あまり覚えていませんが からすみがとても美味しく 
大根と合わせていただくのが 歯ごたえも良く 気に入りました。

赤貝の和え物が入っている器が ベルの形になっていたり
ヒイラギの葉が添えられていたりと さりげなく12月を意識した
きれいな盛り付けになっていました。

いくらご飯、少し白味噌仕立て、お椀本マグロ 伊勢えび







最初に出た蟹といい いくらといい 伊勢えびといい 豪華な食材を
随所に使っていて さすがだな〜と感心しました。

途中で お部屋係りの方が 
「来月は お母様のお誕生日とうかがったので ケーキをお持ちしました。」
といって ケーキ型のろうそくを持ってきてくれました。

( お母様 お若い〜 の時に 母は 来月 56歳になるんですよ〜
と 娘が 情報を流出したもので… )

見た目は 本当のケーキのようです。
ケーキに火をともした後 電気を消しましょうか? といわれましたが 
それだけは却下させていただきました。

「 さぁ では皆さんで 歌いましょう〜 」 とお部屋係りの方の提案で
「 ♪ハッピィバァースディー トゥーユー……  おかあさん〜 」
と しぶしぶ歌った家族、 
ウワァ〜 はずかしぃ〜 久しぶりに歌うこの歌。
ここ何年も歌ったことが無かったので みんな照れながら歌いました。

そして 何十年ぶりで ふぅ〜、とろうそくを消した 私でした。 

その次は お祝いという事で お赤飯を少し用意させていただきました。
と またまた お部屋係りさん企画!
そのお赤飯には 金箔が かかっていました!

ここに泊まるお客様は お祝いで来る方が多いようで そんな時は
仲居さんの采配で 以上のような事も出来るようです。
( う〜ん まるで リッツカールトンのようですね〜 )

ちなみに このろうそく 直径15センチくらいある大きなもので
帰りに きれいに包んで お土産に持たせてくれました。

お誕生日のケーキろうそく金箔入りお祝いのお赤飯、少しここで 熱燗を…







鰹 柚子味噌焼き牛ロースステーキアスパラのローストビーフまき







上の写真、 焼き物のお魚と 変更して頂いた お肉 (ステーキ )です。
若い人には お肉のほうが ボリュームがあって いいですね。
大変やわらかい 美味しいお肉で 量もたっぷりありました。

係りの方が言うには お刺身がダメな方には てんぷらを出したりと
いかようにも変更がきくので 何なりと申し付けてくださいね、
との事でした。

むむ 次回の?参考にしたいものです。

かぶら 雲子 蒸し物鯛ご飯苺のティラミス







最初に出た梅酒がとても美味しかったと娘が言ったら グラスになみなみと
注いで 持ってきてくれました。

また のどが渇くであろう 息子には ウーロン茶も出してくれ
帰りに恐る恐る請求書を見たら これも お部屋係り様のご好意のようで
請求されていませんでした。
( コチラから頼んだお酒類は もちろん請求されていましたが… )


お食事を 配膳してくれている間 またまた お部屋係り様は
「 お母様は… 」 攻勢があり 次第にそれは 娘達の
「 お嬢様も …で 」 に続き ついに最後には
「 おぼっちゃまは 横顔が 唐沢寿明に似てらっしゃいますね〜 」
になっていったのです。

きゃ〜! 一同大喚声で そうそう! 唐沢寿明! そうそう!と…
うなずく、うなずく!

長らく忘れていましたが ナント息子が 幼稚園のときは 
よく 似ていると いわれたものなんです。

最近は ちっともそんな事 言われたことが無かったので すっかり
忘れていましたが そうなんです! 言われてたんです!
唐沢寿明って…

するどい! さすが! お部屋係り様!

私達が 余りにも 過剰に反応したせいか それ以降も何度も何度も 
「 横顔が 唐沢寿明に似て すてきですね〜 」
とまで言う言う!

お客様の ツボを しっかりと抑えていますね〜
私、娘達に次いで 次は 息子まで、 ほめごろし!

( この時点では 主人のことには 全く触れずですが… ) 

息子は 照れていましたが 主人はとても嬉しそう、
娘達は 半ば呆れ顔 
( まったくぅ〜 お出迎えについで 唐沢かよ〜 ) 状態でした。


強羅花壇特選梅酒3000円夜のお寝巻き椅子の間から見る夜のベランダ











和やかなお食事が続き 酒豪の娘達のリクエストで お部屋での
梅酒を注文しましたところ グラスで頼むとお高いので 
売店で梅酒を買って それを飲んだほうが お安くつくという
( これまた我が家にピッタリの ) お部屋係り様の提案で 
お部屋に氷など一式持ってきていただくことで 一件落着し 
にぎやかな夕食は お開きになりました。

( お部屋の冷蔵庫を見ると なんと 氷結が 1缶 700円
くらいだったので お酒のお値段の高いこと高いこと!
普通は150円くらいなので たぶん 日本一高い 氷結でしょう! )

この時点では 既に売店は閉まっていましたが 全然大丈夫ですよ〜
お部屋におもちしますよ〜 と。 

ブラブラとお部屋に帰ったら 既にもう 「 強羅花壇特選梅酒 」
は お部屋のテーブルに置いてありました。
いつどうやって 手配したのかしら 素晴らしい迅速プレイ〜 
恐れ入りました。


夜の お部屋露天風呂は 蝋燭も灯されてライトアップされ 素敵な風情に。
春や秋ならば 扉を全開にして楽しんだら 一層心地よいでしょう。

ほめごろしされた私は またまた 靴下の要らない冬の夜を
過ごすことができました。

体も 心も 温かくなったのでしょうね、 なんちゃって! 

夜の露天風呂


at 16:35|PermalinkComments(3) 箱根 冨士荘、強羅花壇